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血糖値とインスリンの関係性について

昨今、糖質制限ダイエットに注目が集まり、話題になっているので、ダイエットに興味がない人でも「血糖値」「インスリン」という言葉は、よく耳にすると思います。糖尿病患者の方は、特に知っておいた方が良いと思いますので、今回はこの血糖値とインスリンの関係性について、詳しく掘り下げて行き、一緒に理解を深めて行けたらと思います。それでははじめようと思います。

血糖値とは?

血糖値というのは、健康診断の際に医師が健康状態を把握するための判断材料のひとつであり、血糖というのは、血液中に含まれるブドウ糖の事を指します。そのブドウ糖がどのくらいの量血液中に含まれているかを表している数値を、血糖値と言います。

食事により上昇した血糖値を抑えるために、以下で後述するインスリンが体内に分泌され、それがブドウ糖となり体内に吸収され血糖値が一定に保たれるという体の仕組みになっています。

食後30分くらいが一番血糖値が上昇すると言われています。インスリンは24時間常時分泌されており、これを基礎分泌と呼びます。これに加えて、食後急上昇する際に分泌あれるインスリンは、追加分泌と呼ばれます。インスリンの分泌を体内に調節される事によって、血糖値を一定に保ち続ける事が可能になるわけですね。

高血糖から考えられる病気は・・・・糖尿病です。

血糖値が高くなりすぎると、インスリンがうまく機能しなくなり、血糖の上昇を下げられなくなり、病気になる事もあります。代表的なものが、糖尿病です。糖尿病というのは、インスリンの機能低下によりブドウ糖が増加し、倦怠感、頻尿、喉の乾きを覚えたり、体重が急激に減少したりするのが初期症状です。

そこから合併症へと発展し、体の抵抗力も落ちて来ますので、体力が削がれ、神経性の障害や麻痺、感染症、昏睡状態になる事もあります。最悪の場合は、死に至ります。現在日本ではおよそ700万人が糖尿病患者とされており、初期段階では自覚症状がないため、予備軍患者も含めるとその数は更に膨れ上がります。大変危険な病気なので、早期治療が望まれる病気です。

糖尿病かどうかの判断基準ですが、空腹時と食後2時間後の検査で、126mg/dLと200mg/dLの数値を超えてしまうと糖尿病と診断されます。何らかの原因で一時的に高くなっている可能性もあるので、別日に改めて検査を受ける事になるのですが、2度の検査でその数値を超えてしまった場合は、糖尿病と診断されます。

インスリンとは?

インスリン(インシュリン)とは、血糖値を下げるためのホルモンの一種であり、血糖値をおさえるものは、インスリン以外に存在しません。食事をすると血糖値が上がるのですが、その際に血糖値の上昇をおさえるインスリンが、膵臓から体内へんと分泌されます。
比如その過程でブドウ糖が細胞内に入り込み、血糖値が下がります。最近ブームとなっている糖質制限ダイエットですが、糖質を摂取しなければ血糖値が上昇せず太らないメカニズムが生まれます。炭水化物を摂取すると必ず血糖値は急上昇してししまうので、インスリンは体に必要なホルモンなのです。


インシュリンダイエットについて

低インシュリンダイエットというダイエット法が、以前注目されていました。低インシュリンダイエットとは、血糖値を上げるような食品を避け、インスリンの過剰分泌をおさえる事により、贅肉の元となる脂肪細胞の増加もおさえるダイエット法です。

白米は玄米に、うどんはそばに置き換えるという簡単な方法で、可能なダイエット方法であるため、人気があり、継続しやすいのが特徴です。ただ、インシュリンダイエットの基準となるGI値ばかりを気にして、偏った食事を行なう人などは返って痩せにくい体を作ってしまい、失敗する人も少なくなりません。

ダイエットの基本は正しい方法でバランス良く摂取する事であり、運動と基礎代謝で、摂取カロリー以上を消化していく事が前提となります。病院で出される糖尿病食というのは、非常に研究しつくされたすばらしい食事バランスなので、その食習慣と、運動を加えるだけで、肥満症はかなり改善されます。肥満は生活習慣病なので、糖尿病の元となる不規則な食生活を改善し、糖尿病治療につとめましょう。


インスリン治療が起こす副作用について

糖尿病患者の基本的な治療は、運動と食生活の改善なのですが、その2つを改善しても、血糖値がよくならない場合は、インスリン治療という薬物療法を行なう場合があります。

インスリン治療と聞くと、糖尿病の末期状態にあると考える人もいるようですが、膵臓の状態がよくなれば投薬だけに戻してもらえるケースもあるので、最終手段ではありません。

インスリン治療の副作用は、低血糖による身体の異常です。めまいや震え、冷や汗、倦怠感など、さまざまな症状が体に表れます。低血糖の症状が出たときは、糖質を多分に含んだジュースなどで対応出来ます。

正しくは医師の指示に従い、向き合って行く必要がありますが、知識として覚えておくと、役に立つと思います。

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