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![No.14 [ CCCD ]](/library/mondo21.net/column/image/no14_ttl.gif) |
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えー、、今月は締め切りをとっくに過ぎております。
今月も変わりなくネタに苦しんでおります(誰かネタくれぇ!(笑))。で、いろいろと考えた末に(または頭の引き出しを引っかき回した末に、、、とも言う(苦笑))、今月はこのお題でいくことにしました。それは「CCCD」。
音楽ネタが続いていたんで、ついでに触れておこうかなと思った次第です。
「CCCD」って何? って人もいると思うので、ちょっと簡単に説明しましょう。
「CCCD」ってのは「Copy Contorol Compact Disk」の略で従来のCD(ComapctDisk)と比較してパソコン等でコピー出来ないように細工を施した音楽CDの事です。
これがどういうことかというと、従来の音楽CDの場合、パソコンのCDドライブにCDを入れて、パソコンに音楽データを取り込み、これをCD-Rに焼いたり、最近流行のシリコンオーディオ(いわゆるMP3プレイヤーのことです)に取り込んで音楽を楽しむことが出来たわけです。
これに対してCCCDは、パソコンに音楽データを取り込むことが出来ないように細工を施しているため、上記のような音楽の楽しみ方が出来なくなってしまうわけです。もちろん、アナログ再生したデータを取り込むことは出来ます。あくまで出来ないのはデジタルコピー(と言うより、正確にはCDドライブを使った取り込み・・・これをリッピングと言います)のみに限っています。
まぁ、アナログを使った取り込みは可能なので、CD-Rやシリコンオーディオを使って自分の好きな音楽のみ集めて楽しむという使い方は出来るのですが、例えばMacなどの場合、iTuneを使って自動的に曲のタイトルを取得したり、実際に音楽を再生するよりも短い時間で、なおかつデジタルならではの高音質で取り込むことは出来なくなるわけです(すいません、私がMac使いなもんでMacを例にしました)。
まぁ、こういう事になった経緯としては、例えばCDを買ってきてCD-Rに複製し、買ってきたCDは中古ショップに売り飛ばし、今度は中古ショップでそれを買った人が同じ事を繰り返す・・・とか、パソコンに取り込んだ音楽データをインターネットを使って互いに交換し合う・・・といったことをする人達がいたために、CDの売上げが減少したということから、レコード会社が権利を守るために始めたわけです。
もちろん、この主張には私も番組というコンテンツを制作して皆さんにお届けしている会社に所属する人間として理解は出来ます。コンテンツを皆さんに買っていただいて生活をしている人間にとっては死活問題ですからね。
ただし、個人的にはCCCDは大きな問題点を孕んでいると思っています。
それは、CDを買ったユーザーの中にはそのCDを利用できない人がいると言うことです。
CD自体は通称レッドブックと呼ばれている規格があり、これに基づいてハードメーカーはCDプレイヤーを製造しています。ところがCCCDはレッドブックの規格外の技術を使っているためCCCDが再生出来ないCDプレイヤーの機種があるのです。しかもやっかいなことに、再生出来るか否かはCDプレイヤーにかけてみないとわからないのです。
さらに問題なのはCCCDを販売しているレコード会社は、CCCDを購入したユーザーがCDプレイヤーで再生できなくても基本的に返金には応じないという姿勢を取っていることです。レコード会社の主張は、CCCDはレッドブックに準拠していないので「CD」の表記は入れていないとか、再生に関してのお断りをパッケージに付けてるなどの注意喚起をしていると言っていますが、一般のCDショップで通常のCDと何ら変わりなく店頭に置かれているモノを区別するにはCCCDの認知の喚起が足り無すぎると思います。
また、最近はパソコンのAV機能が高まっているので、CDプレイヤーを持たずにパソコンでCDを聴いているユーザーも増えていると思います。でも、このユーザーはCCCDの利用は出来ないのです(一応、逃げ道は用意されていますが・・・)。
この混乱はひとえにレコード会社側の勇み足にあると個人的には思っています。
映像の世界ではビデオテープでもDVDでもコピー防止機能が入っています。コピーは出来ませんが、少なくともビデオやDVDを買ったユーザーがそれを見れないということはありません。これはハードメーカーとソフトメーカーが同じ規格に基づいて製品を作っているためです。
音楽の世界でもDATやMDにはコピー防止機能がありますが、少なくとも再生できないということはありません。
CDが古い規格で少なくとも当時デジタルでコピーするということを想定していなかったというのが問題なわけですが、それならば新しくコピー防止を含んだ規格を作ればいいのです。それをしないで、レコード会社が権利だけを主張して一方的にある意味不完全な技術を導入し、ユーザーに問題点を全て被せるという姿勢はいかがなものでしょう。それも不心得者のユーザーはともかく、善意のユーザーまでひっくるめてです。
私個人は「そんなこといっても、ユーザーがCD離れすることはないよ」「もともとユーザーが招いた問題でしょ」という奢りと「じゃぁ、どうすればいいのさ」という開き直りが権利者側にあるように感じます。
本来尽くすべき努力をせずに、安易な方法論に乗るという姿勢は、コンテンツビジネスの衰退をソフトの供給者側から招く危惧を内包しているように感じます。
シリコンオーディオを含めたパソコンでのCD利用は、デジタルコンテンツの利用という流れの中では既に止めることは出来ないでしょう。そういった中でソニーやAppleが提示した利用方法は一つの回答への道筋ではないかと思っています。
ソニーはCDの音楽データを利用したい場合は、いくらかの課金を施し、これを支払えば利用が可能になると言う道筋を作りました。ソフト、ハードの両面を持つメーカーならではの話ですね。ただし、それでもレッドブック準拠外のCCCDには変わりないので、CCCDにまつわる再生系の問題は孕んでいます。
AppleはiPODというシリコンオーディオを出していますが、このiPODに取り込んだデータは他のPCにはコピー出来ないという機能を盛り込むことにより、違法なコピーを防止する手段を講じています。
こういった道筋が作られていく中で、根本的な問題としてパソコンメーカーのスタンスが問われるようになると思います。それも、ハードメーカーではなく、OSのメーカー、つまりマイクロソフトとAppleです。
OSレベルでの著作権管理機能が求められているわけです。これが可能にならない限り、映像と音楽のデジタルレベルでの利用は本格的にはならず、常に違法性のグレーゾーンを抱えたままの状態になると思うのです。
それって、いずれの立場の人間にとってもハッピーな話ではありません。コンテンツビジネスを繁栄させていくには、いずれ避けては通れない話だと思っています。
なぁんか、今回はまじめになってしまいましたね。まぁ、ネタがネタだから自分の立場を考えてもいい加減には扱えないもんなぁ・・・(笑)。
こういうまじめな討議を新モンド総研でやるってのはどうでしょうねぇ・・・平成オタク談義とはまた別口でネ。私、パネラーとして出演してもいいですよ、もちろんノーギャラで(笑)>編成Mさん
(誰が出すか!by 編成M)
えーっと、、、妙な突っ込みがありましたので、今回はここまで(苦笑)。
来月は締め切りに間に合わせるようがんばります(誰かネタくれません?)(笑)。
では、また。 |
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