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新年明けましておめでとうございます。
今年こそは、なるべく原稿を落とさないようにがんばりますので、一つ、よろしくお願いいたします。
(毎年、同じことを言ってますよね(笑) by ホームページ担当)
うっさいわい! とは言っても早速、ネタが無いんですよねぇ・・・編成のSさん、たまには何かネタ下さいよぉ・・・。
(それでは「初音ミク」なんていかがでしょう。 by 編成S)
うぐっ! それを振りますか、、、今更って気もするけど第二弾も出たことだし、まぁ、いいや。それでは今回のお題は「初音ミク」で行くとしましょう。
念のため「初音ミク」を簡単に解説すると、YAMAHAの開発したVOCALOID2と言う音声合成システムを利用したボーカル専用音源のバリエーションの一つです。
さて、世の音楽シーンはシンセサイザーの登場によって、音を合成するということが出来るようになりました。当初はオシレータ(発信器)によって発生する信号(大抵は単純な正弦波だったり三角波や矩形波だったりします)を各種フィルターを通すことで加工して音を合成していました。有名どころではmoogだったりDX7だったり。
でも、あくまで加工による合成音だったので、生楽器のシュミレートには向いてませんでした。逆に生楽器のシュミレートでなかったからこそ、moogのあの太い音やDX7のキラキラしたエレピ音などが生まれたわけですね。
プロのミュージシャンが使っている分にはこれで良かったのですが、アマチュアによるDTM(Desk Top Music)が流行ってくるとバンドサウンドやオーケストラサウンドを再現したいと言う要求から、生楽器のシュミレートの要求が強くなってきます。
そこで、メーカーは生楽器の音をサンプリングしたモノを基に音を発生させるシンセサイザーや音源を開発します。ローランドのサウンドキャンパスシリーズなどが流行りましたね。
この音源やシンセサイザーのおかげで大抵の楽器の音はシュミレート出来るようになり、DTMは大いに流行ったわけですが、一つだけどうしてもシュミレート出来ないモノがありました。それが人間の声、ボーカルです。
まぁ、楽器に比べて人間の声をサンプリングするってのは大変ですからねぇ。極端な例を挙げれば、楽器の場合、ある音を一つ(例えば「ド」の音)サンプリングすれば、後はこれの音程を変えることでドレミファソラシを全て表現できるわけです。もちろん、現実にこれをそのままやると物凄い違和感を感じますので、実際の音源やシンセサイザーはもっと複雑な処理をしているんですけどね。
これに対して人間の声の場合、上記の極端な例に合わせても清音で50音、これに濁音や撥音などもサンプリングしなければならないわけで、結果、膨大な元データが必要になってしまいます。
さらに個々のサンプリング音をつなげた場合に、流れるように違和感無く再現しなければならないし、加えて抑揚の再現も必要となってきます。単につなげて再生した違和感ありまくりのいい例としてはラジオで警察等が流している渋滞情報などがあります。あれっていかにもって感じでしょ?(笑)
ですからボーカルを再現した音源やシンセサイザーってなかなか出てこなかったんですよねぇ・・・。
んで、こういった問題を解決し、なおかつ操作が簡単で低価格なシステムがYAMAHAのVOCALOIDなのです。
でもこのVOCALOID。2004年に女声の「MEIKO」が、2006年には男声の「KAITO」が発売されましたが、正直当初はそんなに注目されてはいませんでした。その後、システムがVOCALOID2に変わり今年「初音ミク」が発売されるや爆発的なヒットとなって現在に続いているわけです。
ヒットの要因はなんでしょう? 個人的な感想ですが、「MEIKO」や「KAITO」はある意味、普通にボーカルを再現することを目的とした音源なので声に際立った特徴が無いように感じます。これに対し、「初音ミク」は「キャラクターボーカルシリーズ」と言う名前の通り、ポップでキュートな歌声を持ったバーチャルアイドルと言う設定を前面に押し出し、その方向性で声を際立たせたボーカル音源となります。そのため、「MEIKO」や「KAITO」は歌い手さんのサンプリングを行ったのに対し、「初音ミク」は声優の藤田咲さんの声がサンプリングされています。
まぁ、いわゆる萌えソングやアイドルソング向けのボーカル音源ってことですね(笑)。
これに一部のファンが食いつきます。手始めに既成曲を「初音ミク」に歌わせたモノが出始めますが、すぐにオリジナル曲を歌わせたモノが出てきます。
そりゃそうです。萌えは置いておいたにしても、実際に曲調やジャンルの好み等まで合わせてボーカルを探すとなるとなかなか見つからないモノですが(昔、私も苦労しました、、、)、「初音ミク」なら作者の好みに文句も言わず(笑)歌わせることが可能なワケですからね。
で、オリジナルにしても既成曲にしても発表の場がなければ盛り上がるモノも盛り上がらんわけですが、これに貢献したのがあのニコニコ動画です。特にコメント機能で感想やら評価やらが書き込まれることにより盛り上がりに拍車がかかり、オリジナル曲でもっとも有名な「みくみくにしてあげる」は現段階で再生回数300万近くにまで達しているほどです(すげぇ・・・)。
さらに面白いのは、ニコニコ動画で公開された曲に自作の2Dや3Dの映像を組み合わせて公開したり、その公開された映像の要素を使ってさらに別の動画が公開されたりと相乗効果で盛り上がっていることですね。
例えば「初音ミクに「Ievan Polkka」を歌わせてみた」と言う動画では2頭身の初音ミクが「ネギ」を振っている動画が作られましたが、この結果、「初音ミク」には「ネギ」が必須アイテムとなり、昨年末のコミケでは「はちゅねネギマフラー」なるモノまで発売されると言うことに、、、(グッスマGJ!(笑))。
んで、この「初音ミク」。何も小細工しなくてもそれなりに歌ってくれるのですが、より自然な歌い方を求めていろいろとテクニックを駆使する人達も出てきます。これがまた本当に自然な歌い方をさせているんですよねぇ・・・。ちなみにこの工夫をすることを巷では「初音ミクを調教する」と言うそうです(笑)。
と言うことで、DTMの黎明期にパソコン通信で盛り上がってた状況と環境は違うものの似ているなぁ・・・と思うのは私だけですかねぇ・・・。
ちなみに「初音ミク」の発売元からは昨年末にキャラクターボーカルシリーズの第二弾「鏡音リン・レン」が発売されました。サンプリングには声優の下田麻美さんが起用され、双子の男の子と女の子と言う設定の基、一人二役で収録。結果、購入した人は一つのソフトで男女の声、両方を使用出来るというおいしい製品になっています(笑)。
さて、そういうことで「初音ミク」を番組に・・・するのは止めましょう。
(今月もそのオチですか、、、せっかくネタを提供したのに、、、 by 編成S)
いやぁ、「初音ミク」人気に目をつけて各方面で商売に結び付けようと言うアヤシイ(笑)動きも出てきているからねぇ・・・。
ん? まてよ。その言い方だと番組にしたかったの? そうならそうと言ってくれればいいのに・・・(笑)。
(いや、、別にそういう訳では、、、 by 編成S)
(そうだったとしてもお前には頼まん! by 元編成M)
ちょっ! だからあんたは関係ないでしょっ!
(俺はSさんの代弁をしてるんだ! by 元編成M)
(ありがとうございます。 by 編成S)
うぐっ! いいもん、そういうことならもう来月からコラム書いてやんないもん! どうせタダ働きなんだし。
(許されるわけないでしょっ! ガタガタ言ってないで今から来月分書き始めて下さい! by ホームページ担当)
う~みゅ、、、。
そういうわけで、来月コラムが更新されなかったら終了したと思ってください(笑)。
では、また!
(勝手な宣言して終わらないで下さい!!! by ホームページ担当)
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