麻雀プロリーグを100倍楽しく見る方法
番組推薦!究極の対局BEST3

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2007年6月、遂に10周年を迎えたモンド21麻雀プロリーグ。
今回、モンド21麻雀プロリーグの冠がつく数多の大会の中から、番組ナビゲーターとしても名高い梶本琢程プロが膨大な対局の中から「本当に凄い……」と唸った3局をピックアップし、詳細に解説!
麻雀ファンたちよ!!これがプロ雀士の打ち筋だ!!。

「伝説の
暗刻落し」/土井泰昭
番組名:第1回モンド21王座決定戦
決勝第2戦

東1局1本場、土井が荒から親ッパネをアガった次の局。
5巡目に土井の手はこうなった。

親である。待ちもリャンメン。多くの打ち手が
を切ってリーチをかけるだろう。が、土井は暗刻の
を切ってテンパイを崩した…。
一流同士の戦いに二度のチャンスはないという。せっかく先手を取ったのに、それをわざわざ見送った上、二度目の機会も自分に回ってくるだろう、とは決して考えない。だからこそ、プロはシビアな手筋にこだわるのだ。
だが、それは四者の勢いにそれほど差がない平常時の話。絶好調状態にある人間が、その勢いに乗じた手筋を放った場合、さらにその差が開くか、あるいは流れを止めるかのどちらかだ。上手くいけばダメ押しの一打になる。仮に失敗したとしても、勢いが振り出しに戻るだけのことだ。
連荘中の親である。二の矢、三の矢を放つべく安くてもリーチをかけるのがスキのない打ち方だ。だが、土井は自らの武器に一撃必殺の「大砲」を選択した。敵の攻撃が命中する前に、準備できるかどうか。そこが焦点となった。
土井が思い描いた大砲はこうである。


が、やはりというか、土井のスキを付いてやってきたのが荒と土田。武器の装填準備に忙しい土井の元へ、刀を振り下ろしてきた。
荒
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土田![]()
この時点で、土井は「本来の」アガリ牌でもある
をツモっていた。獲物は小さいがちゃんと矢を放っていれば命中していたのだ。
この時、土井は即リーチしなかったことを悔やんだに違いない。座右の銘は「忘れたくても思い出せない」とトボけたことを言う土井。調子に乗りやすい性格の土井。荒と土田の刀が目前に迫って、さすがにこの時は少しやりすぎだったか…、と念仏を唱えるはずだった。…が、その瞬間、土井の武器もようやく発射準備が整った。
土井

大砲とまではいかないが、機関銃ぐらいにはなった。土井は
を切って追っかけ。これまでの土井の充実振りを知っている荒・土田はこれに対してどう思ったのだろう?
次の瞬間、土井の手元にはアガリ牌の
が引き寄せられていた。一発ツモと裏ドラ
が乗って6000オール。常人なら1000オールで決着していた手を、
の暗刻落しという「鬼手」で親っパネまで引き上げた。この一撃が「王座出場までトップのない土井」を初タイトルまで導いたのである。まさにモンド史上に残る「伝説の
暗刻落し」だったのだ。









