一生かかるとずっとい続ける!?ヘルペスウィルスについて

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一度かかると体にずっとい続けるヘルペスウイルス

一度かかるとほぼずっと体の中から消えることがないというウイルス、知っていますか?

風邪の原因となる細菌や、インフルエンザウイルスなどはワクチンや薬である程度防ぐこと・退治することが可能になっています。そんな中、ずっと体の中に居続けてしまうウイルスがいる…というのは、考えてみるととても恐ろしいことですよね。

それが「ヘルペスウイルス」というウイルスです。

ヘルペスというと多くの方がご存知だと思いますが、よく口元に痛みを伴う水ぶくれのようなものができるヘルペスです。一般的には、風邪をひいたときや体調を崩したときなどに発症すると言われています。このヘルペスの症状が現れるのはヘルペスウイルスに感染したことが原因となっているのですが、そもそもヘルペスウイルスってどんなウイルスなのでしょうか?

前述には、ヘルペスウイルスは体の中から消えることがない…とありましたが、それは本当なのでしょうか?ヘルペスにかかったことがないという方もいると思いますが、たかが口元にできる水ぶくれ程度とあなどっていると恐ろしいことになってしまうということも、知っているでしょうか。

 水ぼうそう・突発性発疹も同じ!ヘルペスウイルスの種類

ヘルペスウイルスというのは、実は一口に言ってもたくさんの種類が存在しています。

まず、私たち人間が感染するヘルペスウイルス。
「水痘ウイルス属」や「サイトメガロウイルス属」といったたくさんの属性に分けられますが、一般的なヘルペスと言うと「単純ウイルス属」に属する単純ヘルペスウイルスが原因となっています。この単純ヘルペスウイルスは1型・2型とさらに種類があって、ヘルペスのできる部位に違いがあると言われています。

よくある口元・腕などにできやすいヘルペスは1型、性器にできやすいヘルペスは2型のウイルスが原因だということです。どちらも人から人へと感染してしまうものですし、口元の1型のヘルペスであればキスやお子さんへの頬ずりなどでも感染、もうひとつの2型の性器ヘルペスにおいては性行為で感染してしまいます。

ヘルペス1型ヘルペス2型

そのほかにも、水ぼうそうや帯状疱疹もヘルペスウイルスが原因となっていて、意外と誰もがかかる可能性のあるウイルスだということがわかります。小さな赤ちゃんがまず最初にかかると言われている突発性発疹も、実はヒトヘルペスウイルスのひとつが原因だと言われています。

そして、人間がかかるヘルペスウイルスのほかにも、たとえば鯉に感染するコイヘルペスウイルスや牛ヘルペスウイルス1型などの種類があります。

最も一般的な単純ヘルペスウイルス1型においては、なんと日本人の80%もの人が感染していると言われています。実際、私もヘルペスウイルスに感染していますし、どこでどう感染したのかもわかりません。

現在では水ぶくれや痛みといった症状を抑える薬が増えていますし、発症をコントロールすることもできるようになってきました。

 アトピーとヘルペスウイルスの関係

ヘルペスウイルスだけであれば、感染しても口元に水ぶくれができる口唇ヘルペスですむことがほとんどです。患部を触った手で目をかいたりなどしなければの話ですが…。

しかし、そうも言っていられないのが私のように「アトピー」を患っている方の場合です。

アトピーはアレルギーに関わる皮膚炎のことで、こちらも軽度なものから重度なものまで、日本人の多くの人がかかっているものです。このアトピーというのは皮膚が弱い上に、かゆみでよくかきむしったりしているために肌の状態が良くないことが多いですよね。この状態で単純ヘルペスウイルスに感染していると、皮膚炎が重症化しやすいと言われているんです。

ヘルペスであればぽつぽつと口もとに水ぶくれができる程度ですが、重症化すると「カポジ水痘様発疹症(すいとうようほっしんしょう)」という症状になり、広範囲に、たくさんの水ぶくれができてしまいます。単純にヘルペスがぽつぽつとできてしまったときと違って、電気が走るような強い痛みに加えてかゆみも現れ、さらに発熱やリンパの腫れも現れます。

入院して治療を行うことも多いですし、アトピー・ヘルペスウイルスを持っている場合には再発もしやすいため非常にやっかいな症状です。

ですから、私のようにアトピーを持っている方はヘルペスウイルスには非常に注意しておかなければならないのです。

 ヘルペスウイルスのコントロールでアトピーの重症化を防ぐ

ヘルペスウイルスは一度感染すると、残念ながら体の中から消えないというウイルスです。

また、アトピーも完治することが難しいものですから、アトピーとヘルペスウイルスの両方を持っているという方は常にカポジ水痘様発疹症の危険に脅かされてしまうということ。

考える女性

これを防ぐためには、まずヘルペスウイルスの働きを抑え込んでおく必要があります。

ヘルペスは風邪をひいたときや体の抵抗力が下がったときに発症してしまいますよね。
つまり、それ以外のときには発症させないようにすることが可能だということです。

そういった薬や栄養分をしっかり摂りつつ、ヘルペスウイルスをコントロールしていくことがカポジ水痘様発疹症を発症させないためにも重要なのです。

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